3歳の息子と一緒にポケモン「すごろく」づくり！
はじめての「すごろく」を一緒につくる
3歳になったばかりの息子を見ていて、そろそろ「すごろく」一緒にできるのかな？と思ったのがすごろく作りのきっかけでした。
先にパパッと空のマス目だけをつくってあげ、スタートとゴールだけ明確化しました。最初は親だけでつくってしまおうと思っていたのですが、息子に「ここ（マス目）に好きなポケモン入れてみる？」と聞いてみると「そうする！」とやる気満々なので、「ここはどうしよっか？」と入れたいポケモンを聞いていくと「ジュゴン！パウワウも一緒に！」などと言いながら自由気ままに次々と好きなポケモンの名前を提案してくれました。
自分の子供と一緒につくると、親子ともにすごろくへの愛着が湧きます。「はやくやろう！」というような雰囲気でゲームを楽しめますし、大切に扱ってくれているような気がします。
作業時間は30分くらいだと思いますが、マス目のポケモンの選択はもちろん、マス目以外の空きスペースに入れるポケモン（「ダイマックスがいい！」と言われました）や背景の色（「虹の色がいい！」と言われました）や枠線（「茶色がいい！」と言われました）も総指揮の息子に委ねてサクサクと作成することができました。
超シンプルなすごろくが完成
「１回やすみ」や「⚪︎マスもどる」などのイベントマスも用意するつもりでしたが、息子が「やすむのはいや！」「もどるのもいや！」などとすごろくのルールを知らないのにも関わらず、断固拒否の様子だったので、サイコロの出た目に沿って一本道（22マス）をひたすらすすむ超シンプルすごろくが完成しました。
しかし、これが功を制したのか、超シンプルなルールなので息子もすごろくのルールを理解するのにちょうどいい難易度で本人は大盛り上がり。さいしょのすごろくはマス目になくても子供にとっては新鮮です。お子さんの成長に合わせてイベント性を増やしていければいいですね！
難易度を簡単に調整できるのも手作りすごろくのいいところ。今度はイベントマスを加えて再度息子と一緒につくりたいです！
ゲームに必要な道具
・サイコロ
大きめのサイコロだと出た目がわかりやすくておすすめです！
・駒
我が家ではポケモンのゆびにんぎょう（ポケモンキッズなど）を駒にしていて、毎回違う駒を気分で息子が選んでくれます。止まったマス目に書かれているポケモンと駒が同じポケモンになったりして、そういう細かい掛け合いも楽しいようです。
数をかぞえる教育にもおすすめ！（知育的側面）
大人からみたらサイコロを振って進むだけの単純作業ですが、幼児（2歳,3歳）の目線に立って観察してみると、結構複雑なことをしています。
１. サイコロをふる
力加減を意識しながら、置かないように飛びすぎないようにサイコロを転がします。
２. 出た目をかぞえる
「いち・に・さん〜」と出た目の数を指差しでかぞえます。この際にあまりサイコロが小さすぎるとすこし読みづらそうなので大きめのサイコロだと優しいです。
３.出た目の数、駒をすすめる
出た目の数を記憶しながら、自分の駒を見つけ、さらに「いち・に・さん〜」と駒をすすめていきます。割と駒をすすめている最中に出た目の数を忘れてしまったりするので、サイコロの面は振った状態のままにしてあげるといいかもしれません。
すごろくはこの作業の繰り返しができるので、楽しみながら集中力を維持し、数をかぞえる錬習をすることができます。すごろくに知育的な効果があること気づいたのは実際にプレイをしてみてわかりました。
息子は普段、なにか物の数を数えるときも最後まで数え切れずにふざけたり、時計の針の指す数字を数えることも集中できなかったのですが、自分で振ったサイコロの目は最後まで真剣に数えていました。次第に「いち・に・さん〜」とかぞえなくてもパッと出た面を見ただけで数がわかるようになることも増えてきて、成長を感じます。
ちなみにサイコロの目を数字で掘っているものもあるので、そちらを使えば数字を読む練習にも発展できます。
すごろくの発展性は無限！
すごろくは「出た目の数だけ駒がすすむ」という原則ルールです。シンプルすごろくでこの原則ルールを理解すればどんどんステップアップできるはずです。分けれ道だったり、イベントマス、人生ゲームのように拡張性があるルールも次々と理解していくことが可能です。
次回作も息子とつくったら記事を更新できるようにしたいです！
ポケモン「おふろシール」も手作りしています！
ポケモン「おはじき」も手作りしています！
ポケモンの「あいうえお表」も手作りしました！
